普段僕は女性の美しさを最大限に引き出す、ナチュラルメイクを主にタレントやモデルの方にメイクしているのですが、ナチュラルメイクだからと言って、コンシーラーを使わなくても良いと言うわけではありません。
コンシーラーは凸凹が多い顔全体を自然に明るくし、肌の質感をキレイにするための素晴らしいアイテムです。
素人の方が良くやってしまいがちな、肌のトラブルを隠すだけのものではないので、今回はプロが教えるコンシーラーの使い方についてお話をしていきます。
Contents
ファンデーションやコンシーラーは肌を覆い隠すものではない
ファンデーションやコンシーラーの目的は肌を素肌のようにみせるためのもので、決して肌を覆い隠すものではありません。
ファンデーションには光を取りよせる効果(ハイライト効果)があります。
均等に顔全体に塗ってしまうと厚くなって浮き出てしまうので注意が必要です。
また、顔の骨格の自然な陰影も消えてしまいます。自分らしさが消えてしまうんですね。
画一的な美しさ(どこにでもいるような顔)をもとめるのであれば、そういったやり方もありますが、それでは男性はすぐに飽きてしまいます。
正しいナチュラルメイクは、元の骨格を活かしたメイクをすることが重要です。
きちんと重ねる部分と薄くのばす部分を分ける事を意識して塗りましょう。
プロがお勧めするコンシーラーは?
今はコンシーラーやファンデーションも発色がよく薄づきでカバー力もある優れたものも多くなって来ています。
僕がお勧めをするコンシーラーは、クリームタイプ。
そして、カバー力があり、のびの良いものがいい商品を選びましょう。
コンシーラーの使い方や順番など注意をするべきところ
小鼻の回りは赤みがあったり陰になってしまう部分なので、肌色より少し明るめのコンシーラーで薄くのばしましょう。
指で塗りにくい場合は細筆にコンシーラーをつけて、小鼻の溝の部分を塗り指でのばすとよいです。
指の腹で力を入れずに軽くトントントンとたたく感じでのばしてみるのも良いですよ。
この方法でTゾーンと目の下にも同じようにのばしていきます。
コンシーラーの使い方で大切なパウダーのタイミング
コンシーラーやファンデーションを使うときに重要なことは、パウダーのタイミングになります。
コンシーラーやファンデーションがきれいに塗り終わったあとは、すぐにパウダーをして下さい!
理由は時間が経つと、小さな小じわが増えてしまうからです。
小じわが出る前にパウダーをするクセをを付けておきましょう。
とくに目元には注意してください。
目の下は丁寧に指でのばして軽くスポンジでなめし、そしてすぐにパウダーをしましょう。
するとファンデーションが崩れにくく小じわが出にくくなります。
まぶたも同様ですが まばたきをする運動量の多いところなのでコンシーラー、ファンデーションは極力薄く塗る方が良いです。
厚塗りは崩れのもとになるので、注意をしてください。
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